本書は、HUG(ハグ)システムの開発・運営を行っている株式会社ネットアーツ代表取締役の齋藤秀一が、これまでに感じてきた発達障害グレーゾーンの生きづらさや、自分の居場所を見つけるための気づきとなった出来事をまとめた体験記です。
子どもの頃に感じていた親には言わないこと、大人になって初めて見つけた居心地のいい場所、その延長線上に生まれた自身が本当にやりたいこと―――。
そうした経験から得た、社会の中で自立していくためのヒントをご紹介しています。

執筆することで伝えたかった著者の思い

『長い間、僕は自分だけが特別に「変な奴」だと思い込んで生きてきました。けれども障害福祉の世界に入ると、僕と同じように、いや僕なんかよりもずっといろんなことに苦しんだり悩んで生きづらさを抱えている人がたくさんいるのを目の当たりにしたのです。』
自分の経験や体験を伝えることで、もしかしたら生きづらさを抱えている人やご家族にとっての何かの参考になるかも知れない―。
「発達障害の特性は環境次第でいくらでも仕事に活かせる。」
発達障害グレーゾーンの特性をIT分野で活かし、経営者となった著者が障害を才能に変え、自分の居場所を見つけるためのメッセージが込められています。

ココトモファームで実現する「農業×福祉×IT」

放課後等デイサービス『ココトモ』を立ち上げ子ども達と接するようになったことで、著者は障害のある子ども達の将来を思い『本当の意味での自立』について考えるようになりました。
そしてたどり着いた答えは「子ども達の居場所があり、そこで経済的な自立を果たすこと」。
その課題を解決すべく、現在も挑戦し続けているのが“ココトモファームプロジェクト”です。

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